マタニティ・産後・子育てに関わる女性のアロマケアに特化したスクール

・アロマコーディネーター養成講座(オンライン可)
・ボディトリートメントセラピスト養成講座
・ハンドマッサージ一日講座 
・子育て支援イベントを開催中→子育てイベントのページへ 
兵庫県神戸市垂水区小束山手3丁目4-12
(最寄駅 学園都市駅)
  1. 自己紹介

自己紹介

今井由芽

講師紹介

所在地 神戸市垂水区小束山手3丁目4-12


講師 今井由芽



プロフィール
◆神戸市 子育て支援団体】一般社団法人あろMaMaけあ代表理事
◆兵庫県立総合衛生学院 アロマセラピー 非常勤講師
◆森本産婦人科クリニック 専属アロマ担当(マタニティケア・産後アロマケア)
他、助産院と多数提携
産前産後のママのアロマケア相談に応じている


◎1978年生まれ
◎おとめ座
◎A型
◎趣味お風呂
◎毎日1時間のウォーキングも日課。(産院でのお仕事で歩いて通ってるという感じです)
◎人と関わる事が大好きです
◎家では、大体歌って踊っているお母さんです

  • 2007年JAA日本アロマコーディネーター協会 アロマコーディネーターになる
  • 2007年 チャイルドケア修了
  • 2012年1月1日 AHRアロマハンドタッチケア(現・BBTボディトリートメントセラピスト)として活動
  • 2012年7月1日  アロマコーディネーターインストラクター
  • 2013年11月25日日本アロマコーディネーター協会の認定加盟校となる


産婦人科での施術、母親学級にてアロマによる産前産後のケアを伝えている
病院・介護施設にて、現場で役立つアロマセラピーの指導、講演にあたる

『日々の生活を愉しむアイデアの数々、おもしろい授業、実行に移す行動力』には定評があり、
分かりやすい説明と型にはまらない指導方法で、受講生の満足度も高い

子育て支援団体での活動も多岐に渡り、親子の居場所作りとして、
年間のべ2500組の親子が参加し、地域に根付いた活動を行っている


★アロマと私★



独身時代は、大手金融機関で働いておりました。
結婚後は、3人の男子に恵まれ、ビジネスホテルや、スーパー、配達など色んなバイトをしました。

子育てをしながら、働くということはとても大変だったけど、
薬に頼りすぎない育児をしたいという想いで、
家族の専属セラピストとして、今は自分も癒されながらアロマ生活を愉しんでいます。

あっという間に、息子たちも現在、高校生と大学生と社会人になり、おかんセラピストの出番は少なくなりましたが、
子ども達が小さい頃は、
病気の時や、スポーツのケア、そして受験の時にもアロマが大活躍してくれました。


そんな私がなぜ、今スクールを運営しながら、子育て支援団体の代表を務めるにまで至ったのかというと、

22年前の親友の死です。
 

  


私の長男が生まれ、そのあと親友も、
無事元気な赤ちゃんを出産しました。


、、が。


産院を退院した翌日に親友は亡くなりました。


《親友の妊娠中の事》 


親友は、転勤族で、

近くにお友達がいなかった。

私も転勤族で、お互い地元から離れた者同士、

毎日のように電話がかかってきておしゃべりしていました。

 

ある日、親友から落ち込んだ声で電話が。。

『病院から、乳がんの疑いがあるから大きな病院に行くように言われたぁ』

と、不安げな親友。

でも、検査の結果、

 

『異状なし!!』
涙しながら、一緒にホッと胸をなでおろしました。

 

『お腹の赤ちゃん守るのは私しかいないから!がんばる!』と言ってた親友。 

 

まじめで一生懸命で、頑張り屋さんでした。

、、今思えば、この頃から、なんだかおかしかった気がします。

 

 

《親友の出産》

スムーズにお産を終えたのですが・・

親友の不安は収まりませんでした。

目の当たりにする赤ちゃんとの生活。

はじめての育児。

 、、不安は当たり前。

でも、親友の場合、ちょっと違いました。

普段は、そこまで神経質じゃない子だったのに、ホルモンのバランスなのか、環境がそうさせたのか、色んな歯車が狂い出しました。

 

おっぱいに対する不安。

赤ちゃんの体重に対する不安。

これからの生活に対する不安。

身体のこと。

 

その他、たくさんの不安の波に押し寄せられながらの入院生活。

 

自分の身体を守る事を忘れ、

守るべきものを守るためだけに、

過ごしている親友。


《親友が退院した日》

そして、忘れられないあの日は、

長男の3か月検診に行く途中。

 

『ゆめ〜。。赤ちゃんってこんなに大変なん?』という言葉を残し、翌日に大好きな親友は亡くなりました。

心不全という診断でしたが、過労のような状態で、赤ちゃんを抱っこしようとしたままベッドで横たわっていたそうです。

のちのち、おっぱいマッサージを担当していた助産師さんからお聞きしたら、親友は、寝る間も惜しんで、育児書とにらめっこしていたと…


お産という大きな大きなお仕事を終え、さらに一生懸命がんばって、力尽きた親友。

『赤ちゃんってこんなに大変なん?』

一番、心の拠り所だったであろう私が、その時に返した言葉は、

 

『私達おかあさんやから、がんばろや〜!』でした。

わたしは、


…今でも、この言葉を掛けてしまった事を
後悔してます。


お母さんは、いつでも頑張ってます。 

お腹の中に赤ちゃんが宿った時から、子供を守る為、精一杯の事をしています。


『もう、十分がんばってる。大丈夫だよ』と声を掛けてあげればよかったと・・・。。
あの日に戻れたら、そう声を掛けてあげたい。

その頃の私は、まだ、長男を産んで3ヶ月。

25才だった大切な親友が亡くなったことが受け入れられず・・・

『死』と『生』と向き合うことになりました



『死』や『失うこと』を理解できないまま、長男の子育てに必死でした。


《あの日から2年》

二男が生まれた産婦人科で、アロマとの出会いがありました。

産後、アロマトリートメントをしてくれたのです。
身体がほぐれていく感じを体験し、退院の時にラベンダーとローズウッドの精油を買いました。
夜は、ティッシュに垂らした精油を枕元に置いたりして、アロマ生活を開始しました。


産後の回復も早く、アロマの虜になり・・・

アロマセラピーだけにとどまらず、身体の仕組みについても、独学で学びました。

そして、いつか、子連れでも参加できるアロマ教室や、心も身体もゆっくりと癒せる空間を作りたい。とほんわりとした夢を抱き。

更に、奥の深いアロマをしっかり学びたいと思い、資格取得に向けて、アロマコーディネーターライセンスを受講しました。

育児中なので、人よりも時間はかかりましたが、生活に取り入れながら愉しみながら学べました。
子供たちが大きくなり時間的にも余裕ができ、ママたちの癒しの場や愉しめる場所を作りたい!と思い、


近くの児童館や、社宅でアロマの講座やベビーマッサージ教室をはじめました。

子育て中心の日々で、講師活動を休止している時もありましたが、現在は垂水区の自宅で、スクール・サロン・ベビーマッサージ教室をはじめました。

『生きる』、『命』。

 

当たり前に感じてしまっている日々に感謝しながら、

1人でも、 

『一人で孤育て(子育て)する人を無くしたい!』

そういう想いで活動してます。

 

親友は、予定日前のいつ産まれるか分からない状態の時にも、車で2時間かかるのに、『ゆめに会いたいな』と言ってくれていたそうです。

 会いたいな。と思って下さる方がいる限り、この活動を続けていきます。

 

今井由芽